指導医に関するQ&A

新規指導医Q&A

新規 会員歴

新規申請には会員歴が必要とのことですが、自分がいつから入会していたかわかりません。どのようにすればわかりますか。

入会時に事務局より先生がいつご入会を承認されたかのお手紙を送っていますが、紛失した場合は事務局に(1)お名前(フルネーム)(2)会員番号または生年月日(3)ご所属の3点を明記のうえ、件名を「入会日問合せ」としてメールにてお問合せください。またはご自身の会員マイページ内の「会員情報閲覧・変更」ボタンより、「入会承認日」欄をご確認ください。

申請要項に「●年1月31日以前」に入会していることとありますが、私は2月3日に入会しています。数日足りないのですが、認めていただけませんか。

残念ですが、認められません。来年のご申請をお待ちしております。

自分は数年前まで本学会に所属していましたが、勤務地を転々としたため住所不明となり、それによる会費未納で数年前に除名となりました。それ以前の会員歴を足せば、すぐに申請可能なのですが、再入会する際には、除名前の会員歴を引き継げますでしょうか。

除名となった方は、新入会のお申込をいただいた際に、以前の会員番号(ID)を使用できずに、新しい会員番号となります。よってデータ上は別人として登録されるため、基本的に除名前の会員歴は引き継げません。すなわち、再申請には規程の条件がクリア出来るまで待っていただく必要があります。
ただし、除名になった年度と新入会の年度が連続していれば(除名後数ヶ月で復帰したい場合など)理由次第で検討の余地がございます。事務局まで除名になってしまった理由を明記し、メールにてご相談ください。

会員種別

申請要項に『会員種別が「専門会員」であること』とありますが、自分の会員種別がわかりません。どのようにすればわかりますか。

ご自身の会員マイページ内の「会員情報閲覧・変更」ボタンより、「会員種別」欄をご確認ください。事務局へお問合せいただいても回答可能です。

自分は「一般会員」のようでした。どのようにすれば「専門会員」になれますか。

一般会員から専門会員への種別変更は下記をご参照ください。
種別変更の方法
指導医申請時には会員種別が専門会員となるよう、可能な限りお早めにご申請ください。

専門会員と一般会員は何が違うのでしょうか。

ホームページの入会案内ページhttp://www.jssr.gr.jp/medical/admission/に説明がありますが、
一般会員・・・本会の目的に賛同する
医師専門会員・・・日本整形外科学会等の専門医
となっています。本学会入会時に日整会の専門医番号等をお知らせいただいた方は専門会員として登録されていますが、専門医番号等を記入せず一般会員を選択して申請した方の場合には、たとえ実際には日整会の専門医資格を保持していても一般会員となっていますので、ご自身で変更手続きをしていただく必要があります(種別変更の方法はこちらをご参照ください)。

新規 評議員3名の評価

評議員3名の評価について教えてください。所属している地区には評議員が1名しかおらず、他の地区の先生2名にお願いすることになります。所属地区の評議員には直接指導をしていただいていますが「直接指導を受けた上級医の推薦状」は必要でしょうか。

評価を依頼する3名の評議員のうち1名でも直接指導を受けていたなら、「直接指導を受けた上級医の推薦状」は不要です。他の地区の評議員2名には、必ずご自身で(電話やメール等方法はお任せします)、評価を依頼することをお伝えください。

評議員にまったく知人がおりません。また直接指導もしていただいておりません。「直接指導を受けた上級医の推薦状」が必要ですか?また「上級医」とは日本脊椎脊髄病学会の指導医を持っている方でないとだめということでしょうか。

貴殿の場合、「直接指導を受けた上級医の推薦状」が必要です。ここで言うところの「上級医」は、貴殿を指導した医師のことであり、当学会の「指導医」資格保有者という意味ではございません。つまり日本脊椎脊髄病学会の指導医を持っていない方でも、貴殿をよく知っており、直接指導に当たられた医師に推薦状を書いていただければ問題ありません。

評価を依頼する評議員にあらかじめ自分で電話や手紙・メール等をすること、とのことですが、どのようなことをお話すればよいのでしょうか。

評価表のなかに「その方を存じ上げない(評価不可)」という項目があり、それが3名の評議員のうち2つ以上付くと不合格になってしまいます。したがって、ご自身の事をあまり知らない評議員に評価を依頼する場合には、ご自分の臨床経験や研究内容(学会発表や論文)など、評価してもらう上で参考になるようなことをお伝えいただけるとよいかもしれません。

3名の評価者(評議員)に、申請書類を確認していただいた後に、事務局へ書類を提出するのでしょうか。

申請書類一式はまず事務局へ申請要項に沿ってご提出ください。3名の評価者(評議員)へは、事務局から直接審査を依頼いたします。

当科には2名の評議員がいますが、申請書(様式1)の評価を依頼する評議員3名のうち、その2名を評価者としてもよろしいのでしょうか。

自施設の評議員への審査依頼は禁ずる、というような規定はありませんので、自施設の2名の評議員へ審査をご依頼いただいて問題ありません。

直接指導いただいた評議員がいない場合は、「直接指導を受けた上級医の推薦状」が必要とのことですが、推薦状の書式はありますか。

ございません。自由書式ですが、文書には申請者名の記載と推薦者の捺印あるいは署名が必要です。

所属長について

要項中の「6.代表的執刀手術30例 実施施設責任者の証明書(書式5)4の一覧表にある全ての施設について、施設責任者あるいは所属長の証明を添付する。」とありますが、施設責任者あるいは所属長とはどのような方のでしょうか。

所属長の定義に関しては、一般的には病院長や大学講座の主任教授などと考えますが、先生方全員がそのような施設にいらっしゃるわけではないので、以下の1)~3)のいずれの肩書きの方でも問題ありません。

  1. 病院長
  2. 整形外科部長
  3. 上記以外に整形外科科長や医長
要項中の「6.代表的執刀手術30例 実施施設責任者の証明書(書式5)4の一覧表にある全ての施設について、施設責任者あるいは所属長の証明を添付する。」とありますが、転勤したため複数施設の症例を使いたいと思っています。それぞれの手術を行なった施設の責任者の証明書が必要ということでしょうか。

おっしゃるとおり、手術例として出す予定の症例については、それぞれの施設の所属長から証明書を得てください。

証明書は所属長にいただくことになっていると思いますが、自分が院長職にあり上席にあたる医師等がおりません。どうしたらよいでしょうか。

自分が施設内の最上位者である場合、自分で証明書をご記入ください。委員会で審査し問題ありとされた場合は、審査後にご連絡いたします。

業績について

新規の申請で脊椎脊髄疾患に関連する業績として申請してよいか迷うものがあります。

どのような業績であるか、事務局までメールにてご一報ください。指導医制度委員会で審議の上、ご回答いたします。

新規の申請で業績のうちある論文1編について、抄録ではなくメールでの受理記録のようなものしか残っていません。これを申請してもよいでしょうか。

認められませんので、他の業績に代えてご申請ください。

(1)「脊椎脊髄疾患に関連する業績5編以上」には、発表のみで文献あるいは論文となっていない業績を含んでもよいでしょうか。

発表者、演題名、学会名、発表年月、場所を明確にしていただき、内容を証明するものとして抄録コピーまたは講演内容等を提出していただければ、問題ありません。ただしいわゆる正式なプログラムや抄録集のある「学会」や「研究会」以外での発表は認められません。

提出する症例

提出する執刀例には 規定に「単純な穿刺・切開、掻肥、経皮的手術小手術は含まない」と書かれていますがBKP(経皮的バルーン椎体形成術)やPELD(経皮的内視鏡視下ヘルニア摘出術)は含まれないのでしょうか。単純な手術ではないと思うのですが適応外でしょうか。

全内視鏡脊椎手術、全内視鏡ヘルニア摘出術(従来のPELD)は経皮的小手術に該当しないと判断されますので、提出症例に含めることができます。しかし、BKP(経皮的バルーン椎体形成術)は新規申請時には1例も含めることができませんので、ご注意ください。

新規申請時には1例も含めることができない手術:
抜釘、halo 装着、生検、創傷処置(デブリードマン)、血腫や感染による 再手術、単純な穿刺・切開、掻肥、経皮的バルーン椎体形成術(BKP)

新規申請時に含めることができる手術:
全内視鏡ヘルニア摘出術(FED)、経皮的椎体固定術(PPS)

学会で発表した演題を、そのまま論文にしたものがあります。この2つを2業績として提出してよいでしょうか。

まったく同一の内容で、形態のみ発表と論文に変えただけの業績は認められません。ただし結果が変わっていたり、症例数等が変更になったりしているものについては、委員会でその都度審査いたします。ご自分であきらかに同内容と判断する業績であれば、別の業績をご提出ください。

会で発表しましたが、抄録集を紛失しました。スライドは残っていますので、スライドをプリントアウトして提出すればよいでしょうか。

業績としてご提出いただくものは必ずパブリッシュされたものとしてください。スライドは認めておりません。

継続(更新)指導医Q&A

症例

手術実績の症例として、経皮的小手術は含まないとありますが、経皮的椎体形成術(BKP)や経皮的内視鏡下腰椎椎間板摘出術(PELD)も含めることができないのでしょうか?

全内視鏡脊椎手術、全内視鏡ヘルニア摘出術(従来のPELD)は経皮的小手術に該当しないと判断されますので、症例数に制限なく提出症例に含めることができます。BKP(経皮的椎体形成術)は経皮的手術と判断されますが、更新申請時には、20例までは含めることができます(新規申請時には1例も認められませんのでご注意下さい)。ただし、21例以上申請する場合には、理由書(形式自由)を付けてください。

手症例について教えてください。以下のような場合、「その他」に分類すればよいでしょうか。
  1. 胸椎黄色靱帯骨化症 Th10/L1 胸腰椎後側方固定術
  2. 特発性胸腰椎側弯症 Th5/L4 脊柱側弯症手術
  3. 胸椎化膿性脊椎炎  TH9/L2 胸腰椎後側方固定術

おっしゃるとおり「その他」で結構です。迷われた場合は、「その他」にしておくと無難です。

日整会脊椎脊髄病医 認定証

日整会の脊椎脊髄病医の認定証が未着です。事務局で確認していただけますか。

脊椎脊髄病医の認定証は、日本脊椎脊髄病学会が発行しているものではありません。発行元の日本整形外科学会事務局へ直接お問合せください。

認定証の認定期間が切れたものしか手元にありません。このまま提出してよいでしょうか。

期限切れの脊椎脊髄病医認定証は、申請書類として受理できません。必ず申請前までに日整会から取り寄せてください。※期限切れの証明書を提出する方が多いので、注意してください。

猶予申請について

猶予はどのような場合に認められますか。

現在までに認められてきた猶予申請は留学・重篤な病気・大震災の3つとなります。
留学は留学証明、病気は診断書(診断名と休業期間が記載されているもの)の提出、大震災などの災害については理由の記入をお願いします。ただし、参加証の紛失、安全医療単位の未取得(または紛失)、日整会脊椎脊髄病医の未更新等の理由は一切認められておりません。
上記以外の理由にて猶予をお考えの際には、早めにメールにてお問合せください。指導医制度委員会で審議の上、回答いたします。

猶予期間中の指導医資格はどうなるでしょうか。

猶予期間中は指導医資格を保持していないことになり、ホームページの指導医名簿からもいったん削除されます。

私の留学期間は当初2年の予定だったのですが、やむを得ない事情が発生したため、結局4年になってしまいました。猶予が可能でしょうか。

猶予は原則2年が最大で、通常それ以上は認められません。このような場合には、学会事務局までメールなどでお知らせ下さい。指導医制度委員会にて審議の上、回答いたします。

猶予申請にも1万円必要とのことですが、症例審査などがないのになぜ必要なのでしょうか。

猶予された方についても診断書や留学証明の確認など、通常の審査にない書類の審査が必要となります。よって、通常の1/3ではありますが、審査料を徴収しております。

症例等を申請してよい期間

申請できる期間のみだと少し症例が足りません。(申請年の)8月中の症例も申請してよいでしょうか。

8月中の症例は申請できませんので、必ず申請年の7月31日までのものを提出してください。申請してよい期間の「最終日」は、書類提出年の7月31日となっています。申請可能な症例期間などは必ず申請要項をご確認ください。

指導医その他Q&A

以下はその他(新規・継続共通)の指導医Q&Aです。

その他

指導医の英語表記を教えてください。

英語表記は、認定証に書かれている通り、Board-certified Spine Surgeon(approved by the Board of the Japanese Society for Spine Surgery and Related Research)が正式です。

申請書が無事に提出できたか不安です。事務局に問い合わせてよいでしょうか。

申請書は必ず書留等で郵送し、自分で到着を確認できる手段で送ってください。事務局への書類到着確認の問合せは一切受け付けておりません。※2021年度から郵送ではなく、WEB上からデータをアップロードいただく形式に変更となりました。アップロードいただき、申請いただくと、入力いただいたメールアドレスに申請受付の自動送信メールが届きますので、ご確認ください。データは事務局や担当委員会で確認し、不備があれば、再提出の依頼をさせていただきます。

締切日必着となっていましたが、今日が締切日でした。今から送ると必着日から間に合わないことになります。送ってもよいでしょうか。

締切後は一切受付できません。きちんと締切に間に合うよう、早めにご準備ください。※2021年度から郵送ではなく、WEB上からデータをアップロードいただく形式に変更となりました。締切日は厳守ください。

申請書(履歴)の書き方※申請フォームへの入力方法

「書式A1」の 勤務先履歴 で、 年 月- 年 月とありますが、開始月だけでもよろしいのでしょうか。終了月を省くことは可能でしょうか。

現職である場合に限り終了月を記載しないことは可能ですが、それ以外の場合は記入をお願いします。

略歴の欄に書かずに、別紙をつけてもよいでしょうか。

2021年度から郵送ではなく、WEB上からデータをアップロードいただく形式に変更となりました。別紙ではなく、必ず申請フォームにご記入ください。

生年月日欄の(  歳)はいつ時点の年齢を書けばよいでしょうか。

申請時の年齢をご記入ください。

参加証について

参加証を病院に提出してしまい、手元にありません。参加していたことは確かなのですが、どのように認めてもらえばよいでしょうか。

参加証については下記の3つで代用が認められています。

  1. 座長や学会発表があればその抄録のコピー(共同演者不可)
  2. 本会学術集会期間中に開催された「医療安全対策・感染防止対策・倫理等に関する研修」の受講証明書の原本
  3. 本会学術集会中に開催された日本整形外科学会教育研修講演の受講証明書コピー

または、自施設で参加証を返却してもらえるように、ご相談ください。
また2020年4月の第49回学術集会からは会員マイページより参加履歴の確認が可能です。ただし事前登録されたか、当日学会事務局デスクに参加証控を提出された場合に限ります。どちらもされていない場合はマイページには登録されません。
登録されている場合は、該当ページを印刷したもの(スクリーンショットなど)でも代用可能です。

学術集会参加2回の証明の代替として
(3)学術集会中に開催された日本整形外科学会教育研修講演の受講証明書コピー
がありますが、日整会はネットの画面で参加の教育研修講演の受講確認ができるので、その画面のショットでも問題ないでしょうか。

問題ありません。それで申請してください。

東北大震災の年に開催が中止となった第40回日本脊椎脊髄病学会学術集会について教えてください。参加費を払い、また主演者にもなっておりました。参加と発表として認められるでしょうか。

学術集会への参加については、参加費をお支払いいただいた方には、学術集会運営事務局より参加証明書が発行されていますので、それをもって学会参加とみなします。また、演題が採用され抄録集に掲載された演者で、かつ参加費をお支払いいただいた方は、学会発表をしたものとみなし、演者の業績として認められます。

参加証ですが、自分の名前が書かれていない部分(参加証明書と領収書の部分だけでネームカードの部分がない)しか残していませんでした。これでも申請してよいでしょうか。

残念ながらどなたの参加証かわからないため認められません。参加者のお名前、第何回の学術集会なのか、などがわからなければ使用不可です。
また2020年4月の第49回学術集会からは会員マイページより参加履歴の確認が可能です。ただし事前登録されたか、当日学会事務局デスクに参加証控を提出された場合に限ります。どちらもされていない場合はマイページには登録されません。
登録されている場合は、該当ページを印刷したもの(スクリーンショットなど)でも代用可能です。

症例のまとめ方について

執刀医と指導的(第一)助手がありますが、混ぜて記載してもいいですか。たとえば、1番目の症例が執刀医で、2番目3番目が指導的(第一)助手で、といった具合です。

執刀医の症例と指導的助手の症例は混ぜないで以下のようにまとめてください。

  1. 部位別に分け
  2. 執刀医と指導的助手を分けて(先に執刀医の症例、次に指導的(第一)助手の症例の順に記載)、
  3. 年月別に古い順に並べる。用紙は部位ごとに通し番号をつけてください。

審査時には症例数をカウントします。その際に以上の(1)~(3)がきちんとできていないと、審査に無用な時間がかかってしまいますので、提出症例のリストをしっかりと整理してください。

手書きで症例リストをまとめてもよいでしょうか。

かまいませんが、楷書で丁寧に書いてください。判読できない場合、不合格となる場合があります。

症例の枠が小さく、手技の正式名称で書くのが困難なため、略語で手技を記し、あとで凡例のような形で説明してもよろしいでしょうか。

審査員が読んでわかるようになっていれば問題ありません。

症例は西暦、和暦どちらでまとめてもかまいませんか。

かまいません。必ず年と月までは記載ください。日は無用です。

安全医療証明書

以前いただいた「医療安全対策・感染防 止対策・倫理等に関する研修単位」の受講証明ですが、氏名が書かれておりませんでした。このまま提出してよいでしょうか。

ご自分で氏名を明記してご提出ください。
また2020年4月の第49回学術集会からは会員マイページより参加履歴の確認が可能です。ただし事前登録されたか、当日学会事務局デスクに参加証控を提出された場合に限ります。どちらもされていない場合はマイページには登録されません。
登録されている場合は、該当ページを印刷したもの(スクリーンショットなど)でも代用可能です。