日本脊椎脊髄病学会 会員各位
日本脊椎脊髄病学会および日本脊髄外科学会では、複数ポータル式灌流型脊椎内視鏡手術(UBE/BESS/aFESSなど)の安全かつ適正な普及を目的として、「複数ポータル式灌流型脊椎内視鏡適正使用基準」を策定しています。
このたび、第一版施行後の本術式の実施状況や教育・研修体制等を踏まえ、実施医基準の一部を見直し、「適正使用基準 改訂第2版」を策定しました。
第一版では、実施医に対して、座学、キャダバートレーニングおよび手術見学を含む講習会の修了を求めていました。一方、第一版施行後の検討により、十分な脊椎脊髄手術経験と教育実績を有する指導医については、既存の脊椎手術経験に加え、座学および手術見学による体系的教育を行うことにより、安全性を担保し得ると判断されました。
このため改訂第2版では、日本脊椎脊髄病学会指導医または日本脊髄外科学会認定指導医については、キャダバートレーニングを必須としないこととしました。ただし、手術手技の習熟および安全性向上の観点から、キャダバートレーニングへの参加は引き続き望ましいものとしています。
なお、今回の改訂は実施医基準の一部に限定したものであり、適応、禁忌、注意事項、施設基準等については第一版の内容を原則として踏襲しています。
改訂第2版は、令和8年7月1日付で、日本脊椎脊髄病学会ならびに日本脊髄外科学会の承認を得ています。
本基準をご確認いただき、複数ポータル式灌流型脊椎内視鏡手術の安全かつ適正な実施にご活用くださいますようお願いいたします。