今後の機構認定脊椎脊髄外科専門医と脊椎脊髄外科指導医の取得について

現在、日本脊椎脊髄病学会の脊椎脊髄外科指導医であれば、指定施設での研修や症例の提出などの代わりに試験を受けることで日本専門医機構の脊椎脊髄外科専門医が取得できる移行措置が2024年までとられています。試験は年3回(2024年は4月日本脊椎脊髄病学会、6月日本脊髄外科学会、11月日本脊髄障害医学会)行われます。2023年に指導医を申請する会員も、指導医を取得後にこの恩恵を受けられますので、なるべく2024年4月の第53回日本脊椎脊髄病学会で専門医試験を受験するようにしてください。脊椎脊髄外科専門医試験の案内通知は2023年12月までに行います。(スケジュール図もご参照ください)

2024年と2025年は指導医新規申請の受付を行いません。(※継続申請の受付は例年通り行います。)

日本専門医機構認定の脊椎脊髄外科専門医カリキュラムが2023年4月よりスタートしており、最短で2025年3月にカリキュラムが修了し、そこから専門医申請を行い、専門医試験に合格すれば、2025年10月頃(仮)には日本専門医機構認定専門医が初めて誕生する予定です。

そのため、2024年・2025年に指導医の新規申請を予定されている先生におかれましては、まず日本専門医機構認定の脊椎脊髄外科専門医カリキュラムを修了し、専門医を取得いただきますようお願いいたします。2026年から指導医の新規申請の受付を再開する予定です。その際、指導医の新規申請の要項に、「脊椎脊髄外科専門医を取得していること」という条件が加わる予定です。

今後の機構認定脊椎脊髄外科専門医と脊椎脊髄外科指導医の取得について