2025年度 脊椎脊髄外科専門医 新規申請要項
2025年2月
各位
脊椎脊髄外科専門医委員会
拝啓 早春の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、日本専門医機構認定の脊椎脊髄外科専門医カリキュラムが2023年4月より開始いたしました。
この度は、第1回目の脊椎脊髄外科専門医認定試験の受験申請を受け付けます。
カリキュラム修了者におかれましては、下記要件をご高覧いただきますようお願い申し上げます。
日本専門医機構との調整により、提出書類に変更が生じる可能性がございますことを予めご了承ください。
申請期間
- 申請受付開始日:2025年7月1日(火)
- 申請受付締切日:2025年7月31日(木)
申請方法
オンライン出願:指定のWEBフォームに必要情報の入力と必要書類のアップロードをした上で送信してください。
WEBフォームはこちら
申請受付開始は2025年7月1日(火)です。受付開始前に申請しないようにお願いいたします。
申請要件
日本脊椎脊髄病学会(JSSR)あるいは日本脊髄外科学会(NSJ)に入会後 4 年以上経過していることが望ましい。
→2021年8月1日までにいずれかの学会に入会していることが望ましい。
日本専門医機構認定整形外科専門医あるいは同脳神経外科専門医であること。
→専門医認定証を提出していただく必要があります。
但し、学会認定専門医から日本専門医機構認定専門医への移行期間を考慮して、2025年-2027年の3年間の申請に限り、基本領域専門医については学会認定でも問題ありません(学会認定専門医の場合は、次回の基本領域の専門医更新時に必ず機構認定専門医に移行してください)。
カリキュラム研修期間は通常研修として2年以上とする。専門研修施設Aで6ヵ月以上、または専門研修施設Bで通算2年以上の研修実績を有すること。
→2023年8月1日までにカリキュラムを開始しているかつ、専門研修施設AまたはBでの研修実績が必要期間を満たしている必要があります。
カリキュラム研修の開始には、下記2点を満たしている必要があります。
- 日本専門医機構認定の整形外科専門医(または同脳神経外科専門医)を取得済みであること
→前述の通り、2025年-2027年の3年間の申請に限り、基本領域専門医については学会認定でも問題ありません。そのため、学会認定の整形外科専門医あるいは学会認定の脳神経外科専門医を取得済みであれば、この条件を満たしていることになります。 - 2023年4月以降で、専門研修施設で常勤として勤務していること(非常勤は認められません)
カリキュラム研修の開始日は、日本専門医機構認定の整形外科専門医(または日本専門医機構認定の脳神経外科専門医)を取得後、専門研修施設で常勤医として勤務し始めた日、となります。
例えば、2022年に整形外科専門医(脳神経外科専門医)を取得済みで、2023年10月から専門研修施設にて研修(常勤として勤務)を開始した場合は、カリキュラム研修の開始時期は2023年10月となります。
また、2022年に整形外科専門医(脳神経外科専門医)を取得済みで、2023年4月時点で、既に専門研修施設で研修(常勤として勤務)している場合は、カリキュラム研修の開始時期は2023年4月となります。
2023年4月から専門研修施設に常勤として勤務していたとしても、整形外科専門医(脳神経外科専門医)を未取得の場合は、カリキュラム研修は開始しません。その後、2024年4月に整形外科専門医を取得し、なおかつ専門研修施設に常勤として勤務している場合は、2024年4月からカリキュラム研修開始となります。
- 日本専門医機構認定の整形外科専門医(または同脳神経外科専門医)を取得済みであること
手術症例数100 例。専門研修期間中に執刀医あるいは第一助手として経験した手術症例100症例について、期間内であること、執刀医あるいは第一助手であること、手術内容の詳細、などを示す資料を提出する。尚、執刀医としての症例数は60例以上とする。
執刀医としての症例数の中に、執刀医として経験すべき手術が下記の通り含まれていること。- 腰椎椎間板ヘルニアに対する後方摘出術(内視鏡、顕微鏡、肉眼的は問わない):10例
- 腰部脊柱管狭窄症に対する後方除圧術:20例
- 頚椎前方除圧固定術:10例
- 頚椎後方除圧術:20例
→指定様式に症例情報を記載し、提出していただく必要があります。
JSSRあるいはNSJの年次学術集会への出席が 2 回以上あること
→カリキュラム研修の開始時期以降に開催された学術集会に 2 回出席している必要があります。
例えばカリキュラム研修期間の開始時期が 2023年10月の場合、2024 年または 2025年に開催される学術集会に出席する必要があります。2023年4月に開催されたJSSRへの出席はカウントできません。脊椎脊髄に関連した業績が2編以上あること(JSSRあるいはNSJの年次学術集会での発表、講演、論文、著書など)
→発表抄録や論文別刷りをご提出していただく必要があります。
JSSRとNSJでの業績に限らず、「脊椎脊髄に関連した業績」であれば提出可能です。また、筆頭演者や筆頭著者である必要はなく、共同演者や共著者でも可能です。ただし、専門医として適切な業績かどうかは、担当委員会にて判断いたします。
また、学術集会の出席と同様に、カリキュラム研修の開始時期以降の業績である必要があります。専門研修指導医からの推薦があること。
→推薦書をご提出していただく必要があります。
ここで言う指導医とは、専門研修施設で研修を受けた指導医です。
提出書類
書類はすべてデータ形式で指定WEBフォームからアップロードしてください。
- 医籍番号が分かる書類(医師免許証のPDFデータ)
- 日本専門医機構認定整形外科専門医あるいは同脳神経外科専門医の認定証(認定証のPDFデータ)
日本整形外科学会あるいは日本脳神経外科学会の会員専用ページに表示されている専門医の履歴画像でも可ですが、その場合は、必ず氏名と認定期間が分かるような画像をご提出ください。
→前述の通り、2025年-2027年の3年間の申請に限り、基本領域専門医については学会認定でも問題ありません。そのため、学会認定の整形外科専門医あるいは学会認定の脳神経外科専門医の認定証をご提出いただければ問題ございません。 - 専門研修施設AあるいはBの在籍証明書(様式はこちら)
専門研修施設Aで6か月以上、または専門研修施設Bで通算2年以上、常勤として在籍したことの証明書。専門研修施設の病院長の署名と公印が必須です。複数の専門研修施設で研修している場合は、すべての専門研修施設の在籍証明書が必要です。 - 在籍施設一覧表(様式はこちら)
- 脊椎脊髄手術症例100例 とりまとめ表(様式はこちら)
- 脊椎脊髄手術症例100例 一覧表(様式はこちら)
- 脊椎脊髄手術症例100例 症例証明書(様式はこちら)
専門研修施設においての手術であることの証明書。専門研修指導医の署名が必須です。
複数の専門研修施設で研修している場合は、すべての専門研修施設の症例証明書が必要です。 - JSSRあるいはNSJの学術集会参加証(2回分)
JSSR会員の場合はマイページに過去の学術集会の参加履歴がございますので、その画像の提出でも可です。下記【見本】のように会員番号と氏名が分かるようにキャプチャいただきますようお願いいたします。【見本】
- 業績2編の一覧表(様式はこちら)
- 業績2編の証明書類(発表抄録や論文別刷り)
- 専門研修指導医からの推薦書(様式はこちら)
- 受験料2万円の支払明細(ATM明細書やネットバンキングの振込履歴など)
【お振込み先】
銀行:ゆうちょ銀行
支店:〇一九店
種類:当座
番号:767515
名義:脊椎脊髄外科専門医委員会既納の受験料はいかなる事由があっても返還いたしません。
7月1日~7月31日の間にお振込みください。
受験申請者本人の名義でお振込みください
申請後の流れ~試験まで
申請書類を担当委員会にて審査いたします。
2025年10月上旬にはメールにて審査結果をお伝えいたします。
審査通過者には専門医認定試験の詳細をお伝えいたします。
試験日程
試験日程:2025年11月14日(金)17時開始予定 試験時間は1時間
場所:東京都
会場:TKP東京駅大手町カンファレンスセンター
アクセス:https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-tokyo-otemachi/access/
第60回 日本脊髄障害医学会の会場(JPタワー ホール&カンファレンス)から徒歩約15分
試験問題は『脊椎脊髄外科 専門医試験問題集(改訂第2版)』(南江堂)を中心に、マルチプルチョイス方式で出題されます。
合格発表
2026年2月ごろを予定
合格者には別途認定料2万円を申し受けます。
合格者への認定証発送は、2026年3月末を予定しております。
Q&A
問い合わせ先
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル(株)毎日学術フォーラム内
脊椎脊髄外科専門医委員会 事務局
E-mail:maf-sekisenmoni@mynavi.jp
TEL:03-6267-4550